【第8回クオリティサービス・フォーラムレポート】 美容業界に新たな価値を創造する
美容室SARAは、福岡と山口に計8店舗を運営しています。ネイルやアイラッシュはもちろん、カフェの併設などにも取り組んでいます。また、私自身は4年前にNPO法人日本ビューティ・コーディネーター協会(以下、JBCA)を立ち上げました。ビューティ・コーディネーター(以下、BC)の認定資格は、この4年で約1万人が取得しています。 美容業界の環境は、残念ながら年々厳しくなっています。市場規模は2000年の1.8兆円をピークに縮小し、現在は1.6兆円弱です。一方で、かつてカリスマ美容師ブームが起こっていた頃に職を得た、特に男性美容師の独立などから、実は店舗は増え続けています。美容室が増えているのに、全体の売上が減少しているということは、店舗当たりの収益が非常に小さくなっているということです。 また、美容師のなり手も減少傾向にあります。ピーク時では年間2万8,000人が美容師資格を取得しましたが、今は1万7,000人と、1万人以上減少しました。離職率も非常に高く、学校を卒業して3年で50%の人が美容師を辞め、10年経つと1割しか残らない業界なのです。 技術自体は、どこへいっても非常に上手で、差がありません。MSRのデータもヘアスタイルの提案やカット技術に対する満足度は高く、平均して8割程度です。 それなのに、なぜか再来店が難しい。リピート率の低下が業界全体の大きな課題でした。さらに、来店サイクルも低下しています。今まさに、そこから脱却しなければいけない。新たな価値の創造を模索すべきと立ち上げたのが、JBCAでした。
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