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コロナ禍をチャンスに変えて300店舗突破へ突き進む! 鍵は『スーパーバイジング強化』の仕組みづくり

株式会社天一食品商事
https://www.tenkaippin.co.jp/

中華そば専門店「天下一品」を全国に228店舗展開する(2022年1月24日現在)、株式会社天一食品商事。運営店舗の多くがフランチャイズ店(以下、FC店)である同社では、スーパーバイジング機能の強化を図るべくオンライン臨店管理システム「SVナビ」を導入されました。このコロナ禍において「スーパーバイジング機能の強化」に乗り出したのは何故か?、代表取締役社長  木村一仁氏にお話を伺いました。


―コロナ禍にあって「スーパーバイジング機能の強化」を決断されたのは何故ですか?

木村社長:このコロナショックは弊社の業績にも影響を及ぼしましたが、一方で優良物件を確保できるチャンスも生み出してくれました。

我々は「国内300店舗を目指す」という目標を掲げていますが、実はここ数年、積極的にFC店募集を行っておりません。長期にわたって売上が見込めるような厳しい条件をクリアした物件でなければ出店を許可してこなかったからです。FC店に対しては特にそうです。オーナー様が長く続けられる出店でなければ意味がありません。ところがここにきて優良物件が出てくるようになり、2020年はFC店含めて7店舗オープンさせました。

このコロナ禍で居酒屋オーナーなど業態転換を必要としている方がたくさんいます。優良物件の確保が可能な今、FCショーなどがあれば参加し、積極的に新規出店すべきだと考えております。

出店のアクセルを踏むためには、運営店舗の多くがFC店である我が社では「スーパーバイジング機能の強化」が必須です。そのためスーパーバイザー(以下、SV)を教育・サポートするための一貫した体制づくりを進めていますが、その一環でMS&Consulting社のオンライン臨店管理システム「SVナビ」の導入を決めました。


―「SVナビ」の導入で目指していることは何ですか?

木村社長:私が社長に就任した当初から、オーナー様とSVの関係性をもっと深めていきたいということを目標に掲げてきました。本当の意味で協働できるかどうかはオーナー様から信頼して頂けるかどうかにかかっているからです。

オーナー様は経営者です。決まったチェック項目を審査して改善点を伝えるだけでは信頼は勝ち得ません。「どんな媒体にどのように広告を出したら採用は上手くいくのか」「パートアルバイトさんの評価制度はどのように考えるべきなのか」といったことから「助成金の情報」まで、SV一人ひとりが利益を生み出す店舗にするための武器を持っているかが信頼を勝ち得る鍵です。

そのため弊社では直営でマネージャーとして力を磨いてからFC店のSVにしていますが、その期間にたくさんのチャレンジをしてもらいます。当社のマネージャーはチャレンジしたいアイデアがあったら、常務に直接電話して許可を得ることができます。自分で情報を集め、考え、実行し、失敗も成功も経験する。それらの経験から表面的でない深い知識、判断力が養われていくと考えているからです。優秀なSVを育てるには「自由に挑戦できる環境」が大事だと思います。

一方で、SVがオーナー様のサポートに注力できるよう、基礎業務を助ける仕組みづくりは必要です。そのため「SVナビ」では下記2つの実現を目指しています。


1.臨店基本品質の統一
臨店時に‟最低限見るべき視点”はSVナビで統一できるようにしました。そうすることでプラスアルファの部分に注力することが可能です。

2.臨店効率化

SVナビの活用で‟臨店に付随する事務作業時間”を極限まで削減し、臨店時の1番大事な仕事である「オーナー様と話す時間」「オーナー店舗の利益をあげるためのアイデアを考える時間」を生み出すことも目指しています。


株式会社天一食品商事  木村一仁社長写真
お話しを伺った株式会社天一食品商事  代表取締役社長  木村一仁氏



―上記の様なポイントを実現するために、SVナビの設計で特にこだわったポイントはありますか?(弊社担当コンサルタント北村氏に質問)

北村氏:特に注力したのは「臨店レポート作成時間の削減」です。臨店チェックで店舗を回っているその場でレポート入力が終わるようにしました。臨店後に記憶を頼りにレポート作成をするより精度が高まりますし、オーナー様と話す時間を増やすことにつながります。

例えば、客席、キッチン、トイレなどの配置レイアウトは店舗ごとに異なるのに、臨店チェック項目は全店共通の並びになっているのが一般的です。これだと全項目をチェックするために店舗を行ったり来たりすることになってしまいます。その点を解決する工夫を盛り込んだり、「コメント入力式」から「コメント選択式」に変更するなどの工夫でレポート作成時間の短縮を図りました。

また、「SVによって判断がブレない設問設計」も重視しています。表現を適切に選ばないと人によって理解がブレます。トライアル設問が完成したあと、SV全員に各設問をどう理解しているか確認し、認識がずれない表現に修正を行い精度を高めました。


スーパーバイジング・スーパーバイザー・マネージャーのための管理システム「SVナビ」 サンプル画像
※「SVナビ」サンプル画像。シンプルな画面の中に臨店レポート作成時間を削減する工夫が詰まっている。


―「SVナビ導入」の決め手となったことは何ですか?

木村社長: システムは導入すれば完成するわけではありません。そのシステムをいかに動かしていくかが大切です。その点で、MS&Consultingの担当者の方は弊社のことを本当によく理解してくれています。弊社への知識・理解が非常に深い。お任せすれば導入後に失敗してしまうということがないと判断しました。


―今後の展望をお聞かせください。                       

木村社長:コロナ禍で飲食業界は大変な影響を受けました。そしてその中で食の形、文化など多くのことが急激に変化しています。デリバリーやEC(電子商取引)への参入などアナログだった飲食業界のデジタル化が一気に進んでいるということは、10年後、15年後という長いスパンで考えるとプラスの変化になるのではないかと個人的には感じています。不安と戦うには、挑戦を続けることが必要だと考えています。今後もしっかり未来を見据え、挑戦していきます。

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取材日:2021年7月8日
取材:MS&Consulting ブランディング推進部 児玉彩子
※記載の数値や固有名詞などは取材当時のものです。

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