2020年に従業員満足度が特に高かった
959店舗をご紹介します。
「働きたい店舗アワード」は、当社が提供する従業員満足度調査「tenpoket チームアンケート」の実施店舗の中から、店舗スタッフの組織への愛着度を測る「ロイヤルティスコア(※)」が高い店舗を表彰します。今回は、当社が2020年に調査を実施し、エントリー対象となった5994店舗から、959店舗が選ばれました。
※スコアの算出方法は「開催概要ページ」をご覧ください
3スター:2年連続でロイヤルティスコアが70以上の店舗
2スター:ロイヤルティスコアが70以上の店舗(上位約2%)
1スター:ロイヤルティスコアが60以上の店舗(上位約15%)
運営店舗のうち8割以上の店舗で調査を行った企業を対象として、ロイヤルティスコアの全店舗平均が55以上の企業を表彰いたします。
2020年の調査結果による「第5回働きたい店舗アワード」
ロイヤルティスコア上位20店舗のランキングをご紹介します。
「tenpoketチームアンケート」では、以下の5つのカテゴリで組織の特徴を分析できます。
上位約2%にあたる「2スター」店舗のカテゴリ別スコアをみると、全体的に高水準である中、「スタッフの主体性」「スタッフの満足度」の2つが特に高いことがわかりました。
ロイヤルティ(組織への愛着度)に影響を及ぼす33項目のうち、「2スター」店舗の診断結果上位5項目をみると、「1.影響感」「2.提案」「3.適正な評価」「4.有意味感」「5.心身の健康」の順となりました。選出店舗のスタッフには次のような特徴があると言えそうです。
「第5回働きたい店舗アワード」唯一の3スター選出店舗となった一心亭函館店。コロナ禍において、従業員満足だけでなく、毎月昨年を上回る売上成長まで実現されました。今回の受賞背景について、支配人の伊藤誉史氏に取り組み内容を伺いました。
同店では「tenpoketチームアンケート」を年2回実施していますが、1回目の結果はロイヤルティスコア60超と、2スター基準には至りませんでした。1回目の結果から、「スタッフからの提案の少なさ」と「会議方法」を課題として抽出。この課題に対する取り組みが、2回目のロイヤルティスコア70超獲得につながり、2年連続2スター達成の偉業に至ったそうです。
改善活動の第一歩として、顧客満足について話し合う月例会議の進行方法を「スタッフに問いかける」形式に変更。
次に、MS&Consultingの業務連絡ツール「tenpoketトーク」を活用。スタッフの「気づき」投稿に店長が欠かさずコメント返信することで、スタッフ同士のコミュニケーションも活発化し、提案の数も増加。改善結果の共有も行うことで、PDCAサイクルが円滑に回るようになったとのことです。
「『現場主義』をモットーに、現場での声掛けや日々のコミュニケーションを大切にしている」と語る伊藤氏。定期的な現状把握と組織活性化のプロセスは、業態を超えて参考にしていただけることと思います。
一心亭様は会社全体でも従業員を大事にし、その従業員全員でお客様に心のこもったおもてなしを、ということに創業当初からずっと一生懸命取り組まれている会社でした。その中でも函館店の伊藤支配人はどんな苦境でも、また状況の変化があっても、従業員のことを心から大事に思っていることが周りから見ても感じる素敵な支配人です。もちろん具体的な行動をしっかり積み上げていることもありますが、テクニックやスキルの良さの前に、前提として心底従業員を大事にする思いのあるリーダーだと思います。念願の3スター、とても嬉しいです!おめでとうございます!(担当コンサルタントより)
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