SPRINGフォーラム2013のご案内


SPRINGフォーラム要領

主催:サービス産業生産性協議会
開催場所:日本生産性本部(東京都渋谷区)他
対象:サービスイノベーション、サービス産業の生産性向上、CS経営に関心をお持ちの方であれば、業種・職種を問わずどなたでもご参加いただけます。
シンポジウムは別途参加費用がかかります。
SPRING会員、生産性本部賛助会員、ハイサービスクラブ会員の方は割引価格となります。詳細はホームページをご参照ください。
会社ウェブサイト:http://www.jpc-net.jp/spring/index.html


『季刊MS&コンサルティング 2013年夏号』掲載
文:サービス産業生産性協議会
※記載されている会社概要や役職名などは、インタビュー(掲載)当時のものです。ご了承下さい。


SPRINGフォーラムの特徴

1.目覚ましい成果を挙げている国内企業による事例発表や、産学官連携で実施された大規模調査の結果の解説などを通じて、サービスイノベーションの優れた事例や先端動向が学べます。

2.優れた経営者との交流や、実務家・専門家との相互学習の機会(コミュニティ)に参加することでおおいに触発、啓発されます。

3.国の政策によってサービス産業生産性協議会が企画・運営を行なう、利益を目的としない取り組みです。


サービス産業生産性協議会について

サービス産業生産性協議会(SPRING:Service Productivity & Innovation for Growth)は、サービス産業の生産性向上とイノベーションを国民運動として推進するために2007年5月に設立されました。その目的は、生産性向上に役立つ経営革新ツールなどの情報の提供、有効な知識の共有のための「場づくり」や業界・企業の自主的な取り組みの支援などを通じて、サービス産業のイノベーションと生産性の向上を通じたダイナミックな成長を支援することです。また、「JCSI(日本版顧客満足度指数)」や「ハイ・サービス日本300選」の企画・実施、そこに選ばれた企業・団体が集う「ハイ・サービスクラブ」や、「ハイ・サービスミーティング@葉山」等の活動を通じて、現在、当協議会はサービスイノベーションを目指す企業・団体の経営者が集う日本最大級のコミュニティとなっています。

サービス産業の生産性向上とイノベーションを推進するため、産学官連携で設立された「サービス産業生産性協議会SPRING」が今年も多数のセミナーやシンポジウムを開催します。サービス・プロフィット・チェーンの実現に向けて取り組まれている皆様の、参考になる内容が数多く含まれていると思いますので、ご紹介させて頂きます。


セミナーレポート

株式会社都田建設 『おもてなし』でつくる感動の絆

2013年5月22日、SPRINGフォーラムの第一弾として、「ビジネスモデル」をテーマとするセミナーが開催されました。

第1回には都田建設社長の蓬台浩明氏をお招きし、「『おもてなし』でつくる感動の絆」をテーマに講演と意見交換が行われました。

注文住宅専門の都田建設(本社・浜松市、http://www.miyakoda.co.jp)は、会社の年間目標として、売上高、利益額と並んで、「お客さまが『感動』の涙を流した回数」を設けるほど、「感動」を大切にしています。

ほとんどのお客さまにとって、注文住宅をつくるのは一生に一度きりの体験。この体験を、家族の絆を深め、感動のあるものにしていただきたい。同社は、この願いを「一本の映画のような家づくり」というテーマで表現しています。社員は、家の設計図だけでなくお客さまご家族の将来設計を一緒に考え、誕生日を一緒に祝い、完成・引き渡しの時には一緒に感動の涙を流します。

「私たちはモノや金額で選ばれていません。価値・社風力・会社の発信するメッセージで選んでいただいているのです」と蓬台社長は語ります。「モノではなく『人生観』を売る会社です」と自らを位置づける都田建設は、お客さまとの絆を強みに、2000年度以降、毎年増収を続けてきました。その経営力により、本年3月には経済産業省「おもてなし経営企業選」に選ばれました。

講演終了後も、参加者から「おもてなし経営」の秘訣について熱心な質問が相次ぐなど、サービス産業のお客さまとの関係性の在り方を巡って、示唆の多いセミナーとなりました。


記事のPDFをダウンロード

pagetop