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1日単位の雇用を可能にする採用手法「デイワーク」

時間単位での雇用を実現する「デイワーク」について、利用者数国内最大級のデイワークアプリを運営するWakrak株式会社・後野様を特別ゲストにお招きしてセミナーを開催いたしました。コロナ禍で採用の見通しを立てにくい今、打ち手のヒントになれば幸いです。



【セミナー開催日】2020年7月27日

【講師】Wakrak(株) 後野智行氏 ・ (株)MS&Consulting 山之内郁也


新型コロナウイルスによる採用課題

新型コロナウイルスの影響により、様々な業種で人員体制に関する問題が起こっています。


【様々な業種で採用に課題がある】

・繁忙期に備えたいが、第2波の恐れもあり採用に踏み切れない(飲食)

・三密の回避や人件費抑制のため少人数での店舗運営を迫られている(小売)

・コロナ前より現場が忙しく人手が足りない(スーパー・ドラッグストア)


不透明な採用方針や慢性的な人手不足で、現場の負担が増え、現スタッフの不満が高まり、教育が後回しになる、といった悪循環が起きているケースがあるようです。


時間単位の雇用ニーズに対応できる「デイワーク」

このような状況下、1日単位・時間単位でアルバイト雇用が可能な「デイワーク」という手法が注目されています。デイワークの草分けである「ワクラク」のサービスモデルは次のような仕組みです。



店舗で必要な作業は「①求人情報の掲載(無料)」「②勤務実績入力」の2点のみ。手間がかかるワーカー個人との雇用契約や給与支払いはワクラクが行うので、導入の手間がかかりません。


雇用側は必要な時だけ雇用でき、また、働きたい人は隙間時間を活用できることから、利用者数・導入店舗数ともに急増しているのです。


<参考:ワクラクの導入実績推移>

※登録ワーカー15万人・求人充足率95%、サービス提供エリア14都道府県(2020年7月時点、Wakrak株式会社提供データ)


デイワーク導入の効果

実際にワクラクを導入した店舗では、次のようなメリットを感じることが多いようです。

1. 人手不足の解消

2.  採用工数の削減

3.  従業員満足度の向上

在籍中の従業員だけでシフトを埋めようとすると、社員やベテランアルバイトなど、誰かに負担がかかってしまう。この問題が解決できることで既存スタッフの満足度向上につながるケースが多々あるようです。


デイワーク導入の際の留意点

デイワークを利用する際に留意しないといけない点は「サービス品質の維持」です。


ワクラクのワーカー1人の利用回数は月平均4回。4回のうち8割は同じ店舗に働きに行くそうです。慣れた職場のほうが良いと感じていることが想像できます。時間単位での雇用とはいえ、頻繁に人が入れ替わるわけではない点は安心できます。


とはいえ、ワーカーの累積勤務時間が少ないという点は何らかの対策で補う必要があるでしょう。MS&Consultingでは、店長の右腕となって現場の統括を任せられるようなリーダー格のアルバイトの育成を支援しています。


その中でもセミナーでは、低コストで導入可能な4つのソリューションを紹介しました。


1)新型コロナによるサービス品質の低下を防ぐ

新型コロナによってお客様が店舗に求めることは刻々と変化しています。感染症対策への評価がお客様のリピート意思に影響するようになったのです。その変化に現場が追いついていません。

オペレーションが標準化されているはずの大手チェーンでも、コロナ前と比較すると店舗毎の顧客評価のバラツキが拡大しているのが現状です。ここにデイワーカーが参加してくるとより難しい状況が生まれます。

打ち手の第一歩は感染症対策を織り込んだ新しいオペレーションの確立です。有効なサポートツールとして「新型コロナ対策覆面調査」の実施をお勧めしています。


2)自店にあった教育方法を見つける

一口に教育といっても、チームの状態、個人の状態によって、教育のアプローチは異なります。それを明らかにするソリューションとして、tenpoketチームアンケート(従業員満足度調査、組織診断)があります。

サービス業に特化しているため、他社平均との比較や、アルバイトが多く在籍する業態ならではの特性を踏まえた重要項目の抽出ができるのが特徴です。


3)必要十分なコミュニケーションを促す

必要な時に必要なコミュニケーションを図ることが、教育の基盤となります。

弊社のtenpoketトークは、スマホで気軽に利用できる、店舗に特化した機能を備えたコミュニケーションツールです。

ミステリーショッピングリサーチ年4回以上の導入店舗であれば無料、本サービスのみの利用でも、利用人数に関係なく店舗単位の課金体系となるので、類似サービスと比較して安価にご導入いただけます。


4)スーパーバイジングのあり方を見直す

移動の制約によって臨店業務が思うように進められなくなっている現況があります。そこで、リモート臨店を可能にする、また、より短時間で的確なスーパーバイジングを可能にするサポートツールとして「SVナビ」をリリースいたしました。



まとめ

新しい雇用方法「デイワーク」、デイワークに付随する懸念点を解消する「4つのソリューション」。元々あった変化の流れが新型コロナウイルスで加速し、新しいマネジメントシステムへの挑戦が必要な今、少しでも本セミナーの情報が参考になれば幸いです。


文:吉澤優