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【忘年会どうなる?シリーズ②】どんなお店に行きたい?男女で顕著な違いが!

いよいよ今年も残り2ヶ月となり、忘年会シーズンも近づいてきました。しかし、今年は去年と全く状況が異なり、コロナ禍における忘年会シーズンとなることは間違いありません。

そのような中、忘年会の予定はどうなっているのか、人数は、予算は、回数はどうなるのか。忘年会の定番である鍋料理に抵抗感はあるのか、ないのか。

そういった様々な疑問に対して、MS&Consultingでは1663名の一般消費者に対して調査を行いました。その調査結果を「忘年会どうなる?シリーズ」として連載していきたいと思います。

第2回のテーマは「どんなお店に行きたい?男女の違い」です。

※第1回「みんな今年の忘年会どうするの?」はこちら


※2020年10月16日~10月20日に調査実施(n=1663)



  1. 親しい友人とのプライベートな忘年会で最も行きたいお店は、男性が「全国チェーンの居酒屋」女性が「フレンチ・イタリアン料理店」
  2. お店を選ぶ上で重視する点のTOP2は男女共に「料理やコースのメニュー内容」と「立地、アクセスの良さ」
  3. お店を選ぶ上で重視する点、女性は「感染症対策への取り組み」が第3位で、男性よりも16pt高い


1.親しい友人とのプライベートな忘年会で最も行きたいお店は、男性が「全国チェーンの居酒屋」女性が「フレンチ・イタリアン料理店」

前回の記事コロナ禍では【親しい友人とのプライベートな忘年会】の形式が最も実施されやすいということが分かりました。ではそのとき、どのようなお店が選ばれるのでしょうか?

まず業態について調べてみました。すると男性と女性で大きく傾向が違いました(図1、2)。「【親しい友人とのプライベートな忘年会】のお店に選びたいと思う業態」で男性が最も選んだのは「全国チェーンの居酒屋」でしたが、女性の場合は8種類中6番目となっていました。一方で女性が最も選んだのはダントツで「フレンチ・イタリアン料理店」でしたが、男性の場合は8種類中7番目となっていました。男女では、忘年会で行きたいお店の種類が大きく異なっていることが顕著になりました。

一方で「肉系居酒屋、バル」と「海鮮系居酒屋、バル」など専門性が高い業態は男女共に2位、3位となっていました。特徴のあるお店の方が選択肢に入りやすい傾向が見られます。


男性で選んだ比率が高い業態(比率)

  • 全国チェーンの居酒屋(男性:42% > 女性:23%)
  • 焼肉店(男性:30% >女性:20%)


女性で選んだ比率が高い業態(比率)

  • フレンチ・イタリアン料理店(男性:14% < 女性:56%)



図1 【親しい友人とのプライベートな忘年会】のお店に選びたいと思う業態(男性)

※複数(最大3つまで)選択可

設問「【親しい友人とのプライベートな忘年会】について、あなたが幹事を任されたとしてお考えください。あなたは以下の業態の中で忘年会のお店に選びたいと思う業態を最大3つまでお選びください。」に対する各選択肢の回答比率、n=1087(男性)


図2 【親しい友人とのプライベートな忘年会】のお店に選びたいと思う業態(女性)

※複数(最大3つまで)選択可

設問「【親しい友人とのプライベートな忘年会】について、あなたが幹事を任されたとしてお考えください。あなたは以下の業態の中で忘年会のお店に選びたいと思う業態を最大3つまでお選びください。」に対する各選択肢の回答比率、n=576(女性)


2.お店を選ぶ上で重視する点は何ですか?

次に、男女別で【親しい友人とのプライベートな忘年会】で「お店を選ぶ上で何を重視しますか?」に対する回答を集計したところ図3、4のようになりました。

男性も女性も1位が「料理やコースのメニュー内容」で2位が「立地、アクセスの良さ」となりました。特に「料理やコースのメニュー内容」は男女共に圧倒的な1位となっていました。予約サイトを見ながら「何を食べようかな」「これ美味しそうだな」「この料理をきっかけに人を誘いやすい、紹介しやすいな」と考えながら忘年会のお店選びをしている姿が想像されます。

しかし、3番目の項目が男女で異なっていました。男性は「価格帯」を重視する一方、女性の場合は「感染症対策への取り組み」が僅差ですが第3位となっていました。これは女性の方が新型コロナウイルスに対する危機感が強いという調査結果ともつながっています。そのため女性に人気な「フレンチ・イタリアン料理店」や忘年会で女性客をターゲットにしているお店は「きちんと対策しています!」といったメッセージが伝わるように予約サイトにも告知していくことが効果的だと考えられます。(MS&Consultingでは、感染症対策への取り組む企業・お店を「ミ/マモリ調査 By ミステリーショッピングリサーチ」というサイトで紹介しています。)


図3 【親しい友人とのプライベートな忘年会】のお店を選ぶ上で重視する点(男性)

※複数(最大3つまで)選択可

設問「【親しい友人とのプライベートな忘年会】について、あなたが幹事を任されたとしてお考えください。あなたは忘年会のお店を選ぶ上で何を重視しますか?以下の中から最大3つまでお選びください。」に対する各選択肢の回答比率、n=1087(男性)


図4 【親しい友人とのプライベートな忘年会】のお店を選ぶ上で重視する点(女性)

※複数(最大3つまで)選択可

設問「【親しい友人とのプライベートな忘年会】について、あなたが幹事を任されたとしてお考えください。あなたは忘年会のお店を選ぶ上で何を重視しますか?以下の中から最大3つまでお選びください。」に対する各選択肢の回答比率、n=576(女性)


それでは、忘年会の定番である一方で感染症対策を考えたとき判断に迷う「鍋料理」について、消費者はどう思っているのでしょうか?次回はそのあたりを中心に分析してみたいと思います。

MS&Consultingでは定期的に消費者意識調査を行い、感染症対策と経済活動の両立させるためのヒントとなる基礎データをタイムリーに発信していきたいと考えております。

第1回「みんな今年の忘年会どうするの?」はこちら

第3回「定番の鍋料理って正直どう思っている?」はこちら


文責:株式会社MS&Consulting チーフデータサイエンティスト 錦織浩志