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東京レストランツファクトリー株式会社

組織戦略でトレンドの変化に対応 東京レストランツファクトリー株式会社

2011/01/01 更新

小手先でなく総合的な視点で

v83-21

ファンタスティックアカデミア

MS&Cと出会うまでは、ミステリーショッパーを導入することは、店に監視カメラをつけるようなものだと思っていました。それが、実はそうではなく、お客様の気持ちを理解し、スタッフの働きがいにつなげ、お客様対応へリンクさせていくという視点が面白かった。ミステリーショッピングリサーチ(以下、MSR)や研修を通してお客様の声を意識していくにつれ、スタッフの気持ちが変わっていったことが分かりました。

しかし、大切なのは、お客様の声を肯定的に見せるテクニックやモチベーションの向上というような小手先のノウハウではなく、企業目的の達成に合わせて総合的に考える視点です。そう考えると、顧客満足の得られる企業体質をつくり、経営目標を達成し、社員の人生の目標を実現させていくという目的を目指すためには、個々の施策をばらばらに行うのではなく、全ての施策が相乗効果を生むように関連付けられるほうが、費用対効果が大きいと思いました。そのような観点から、MS&CとはMSRだけではなく、そこから気付きを引き出し組織風土を変革させるための人財教育から人事評価制度、経営管理システムの導入まで一気通貫して一緒に取り組んでいます。

人財教育や人事評価制度は、会社にとって非常に大切な部分です。それを、手前味噌ではなく、外部の専門家と共同して取り組み始めた。それによって、「家業から企業への変化を目指す」という意志を、社員全員が認めてくれました。

2011年1月からは、「ファンタスティックアカデミア」という人財育成プログラムが始まります。意識の高い人を集めて集中的に特訓し、組織を引っ張る人財を育てるというものですが、このプログラムにエントリーしてくれた31名の決意表明を見ると、身震いするぐらいに皆が会社のことを考えてくれていました(下)。そうやって取り組みが始まっていく中で見えてきた“うちらしさ”が、やがては組織風土になっていくと思っています。

■ファンタスティックアカデミアの決意表明

・何十年先にあっても、人間対人間の関わりが一番の感動をつくることができる唯一の方法ではないかと確信しています。100億円企業になるよう、一個人としてではありますが、頑張ります。(勘助邸・中村明彦氏)
・参加に当たり、自己革新の第一歩として、まず約20年間続けたタバコを禁煙しました。アカデミアを通じて数段のレベルアップをし、常に前向きに、感謝の心を持ち、何事も完遂する責任感を持って行動していきます。(御曹司松六家・鈴木慎二氏)
・「老若男女が切磋琢磨する100億円企業を目指す」という7年後にあるべき姿(方向とスピード)が明確になりました。(三船六本木店・植野智雄氏)
・私自身の成長が企業の成長になり、それが事業拡大につながってくると感じました。色んな外的要因があるにせよ、まずは今よりももっと上を見ながら動けるような人間になれるよう努力します。(御曹司きよやす邸・尾田原真二氏)
・未熟だからこそ、伸びしろがある。未熟だから人の倍努力しなくてはいけない。僕は、年相応には生きたくありません。なので一刻も早く、追いつきます。(新宿三船・濱田星)
・会社として100億というビジョンに自分が何を成すべきか、戦略と計画、その方向に絶対に向かっていく。会社が大きくなれば自分達の幸せにもつながるという事。仲間に恵まれたことが自身にとっての大きなプラスでした。(神田三船・中園貴雄)

今後の展開

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「九州料理居酒屋 神屋流 博多道場」:2011年内にアジアを中心とした海外展開を視野に入れる業態だ。世界的に注目を集めるようになった日本食ブームの流れに、九州の名物料理と共に参入する。

これからは、海外の展開、アジアに目を向けています。今、良い立地や注目を集める商業施設には、ほとんどの場合日本のブランドが入っており、アジア各国の富裕層が、日本で流行っている業態のライセンスを欲しがっています。

私たちの強みは、時代に合った監督と共同して、時代に合った業態をつくることです。自社が展開している業態を提供するのではなく、1店舗2店舗が大ヒットした業態をさらに開発して展開をプロデュースしたり、マーケットリサーチを行い場所や流行に合ったものを開発し提供したりすることができます。その強みを活かして、予め海外展開を見込んで業態開発を行い、日本でヒットさせた上で香港やシンガポールに持っていき、現地のジョイント企業とライセンス契約をして現地で一気に拡大して頂く、という流れが今後の戦略です。実際に、「博多道場」は現在そのような流れで業態開発を行っており、2011年内には海外展開に移る予定です。

さらには、そのような組織的な業態展開以外に、熟練した社員が独立して個人で経営していけるような、息の長いのれん分け業態をつくっていこうとも考えています。そのようにして、企業の競争力を高めていくと同時に組織内でのポジションも増やしていき、様々な強みや目標を持つ社員が活躍できる場を提供していくことが、私たちの目指す姿です。

 

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