株式会社MASHU 代表取締役社長 増成進氏(右写真)に、売れているスタイリストの共通点を3つ、挙げていただきました。

以前、店舗の売上データを基に、抜き打ちで上位顧客の情報を書き出してもらう、という研修をスタイリストに対して行ったことがあります。売れているスタイリストは例外なく、ものすごくよく書いていました。それだけお客様とコミュニケーションを取っているということ。お客様の方をよく向いているということです。
技術が上手い人は、顔つきが違うのでお客様にもすぐに分かります。同じように「任せてください」と言っても、技術がうまい人は自信があって落ち着いている一方、技術が下手な人はわずかでも不安を抱えているものです。そういうのは、潜在意識で分かってしまいます。自信はお客様の潜在意識を刺激するのです。
とはいえ、お客様が完璧に気に入るスタイルやサービスを毎回提供できるかというと、それはほとんど無理です。あのときのスタイルが一番良かった、前回はあれだけしてくれたが今回はそっけないな、などと誰でも感じるものです。サービスには、クオリティを一定に保つことが難しいという特徴があります。

つまり、売れているスタイリストは、お客様が許してくれているのです。許してもらえるということは、お客様から好かれているということです。好かれるには、好きにならないといけません。多くの人に好かれるには心のキャパシティが広くなければならないのです。こういう人は得意だがこういう人は苦手、というように好き嫌いがあると、売れるスタイリストへの道は険しいですね。誰でもいける、誰でも好きになれるということが必要なのです。
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